象印スチーム式加湿器 加湿能力最高&お手入れ簡単!

寒くなると、部屋が乾燥して喉がガラガラになり、風邪を引きやすくなりますよね。

我が家では風邪予防のために象印のスチーム式加湿器を使っていますが、これがとてもイイのです!

この加湿器、見た目は電気ポットみたいでちょっとダサいのですが(苦笑)、加湿能力は超強力で、スチーム式なので部屋も温まります。
お手入れもほぼメンテナンスフリー、カビや水垢とも無縁、安全性にも配慮されています。

この加湿器を購入してから3年経ちますが、2人の子供達はその間に一度も風邪を引いていません。
もちろん加湿器のおかげだけではないと思いますが、我が家では冬場を乗り切るには欠かせないアイテムになっています。

今回は、私が自信を持ってお勧めできる象印のスチーム式加湿器※について、3年間使用したレビューを書きたいと思います。
※私が使っている機種名はEE-RL50です。
(現在はEE-RP50という後継機種がありますが、機能はEE-RL50とほぼ同じです)

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1. 象印スチーム式加湿器EE-RL50 見た目

そんなイチオシの象印加湿器ですが、見た目はこんな感じです。

象印加湿器EE-RL50

…まるで注ぎ口のない電気ポットですよね…(苦笑)。
雑貨屋さんに行くとオシャレな加湿器がたくさん売られていますが、見た目のオシャレ度はその足元にも及ばないと思います。(失礼!)

色もこの色(ベージュ)だけなので、はっきり言って地味です。
今(2019年12月)売っている後継機種(EE-RP50)も、見た目は同じような形、色もホワイト一色と、インテリアとして引き立つような要素はあまりありません。

象印スチーム式加湿器EE-RL50本体裏面
裏面はこのようになっています。
コンセントはマグネットの脱着式です。

象印スチーム式加湿器EE-RL50蓋を開けた写真
このように、蓋が大きく開くようになっていて、上から水を注ぎます。
…まさに電気ポットですね。

このように、見た目はパッとしませんが、加湿器としての性能は最高だと思います。

2. 象印スチーム式加湿器の長所

 2.1. 加湿能力がスゴい!

この機種、加湿能力が本当に凄いです。
象印スチーム式加湿器EE-RL50
写真だとわかりづらいですが、蒸気が出て加湿するタイプなので、加湿だけでなく加温効果もあります。

我が家の例について書くと…
○6畳の洋室の場合、ドアを閉めて運転モードを「高め」にすると、15分程度で湿度が約30%→約55%に上昇します。(これ以上やると窓が結露してしまうくらいの威力です)
○リビングとキッチン、居間がつながっている20畳くらいの空間でも、「高め」で運転すると徐々に加湿され、1時間くらいで50%弱くらいの湿度になります。
○熱した蒸気で加湿するので、加湿すると部屋も温まってポカポカになります。寒がりの私にはピッタリです。
○公称の加湿能力は「最大480ml/時間」ですが、ずっとフルパワーで使うと、4リットルのタンクが6時間弱で空になってしまいます。※ここまでフル稼働することはめったにないのですが。
○約8畳の寝室では、モードを「ひかえめ」にして一晩中稼働していますが、ドアを開けたまま寝ても50%程度の湿度をキープできます。

私は気管支があまり強くないので、空気が乾燥する時期は、寝ていると咳き込んでしまうことがあったのですが、この加湿器をつけたら呼吸が楽になり、咳き込むことも無くなりました。

また、このおかげなのかはわかりませんが、加湿器購入後、子供たちは一度も風邪を引いていません。

 2.2. お手入れが本当に簡単!

加湿器で一番困るのがこの「お手入れ」だと思います。
気化式の場合、定期的にフィルターを水洗いしたり、容器にこびりついた水垢や赤カビを落とさないといけませんが、冬の寒い時期に水仕事をするのはしんどいですよね。

この機種は、時々(我が家では1ヶ月に1回)クエン酸を使って洗浄するだけで、水垢も一発で落ちてピカピカになります。
専用のクエン酸も販売されていますが、蛇口の水垢落としの記事でも紹介した百均のクエン酸で十分落ちます。

クエン酸を使うタイミングで、上蓋や蒸気カバーを外して水洗いしますが、お手入れというのはこの水洗いとクエン酸の二つだけです。ものぐさな私にピッタリの機種です!

また、水を沸騰させて蒸気を出す仕組みになっているからか、容器内に赤カビが発生したことは一度もありません。

 2.3. 安全面も配慮されている

スチーム式は熱した蒸気が出てくるので、特に小さい子供がいる家では安全面が気になるところですが、吹き出し口を直に触らなければ、蒸気そのものはそこまで熱くありません。
(一旦沸騰した水蒸気を冷まして出てくる仕組みになっているので、吹き出し口の蒸気の温度は約65度ということです)

また、「転倒時自動オフ機能」があり、本体が傾いたり倒れたりすると、自動的に電源がオフになります。

本体も水が出にくい仕組みになっているので、倒れてもすぐに水浸しになることはありません。象印スチーム式加湿器EE-RL50転倒時の写真
満水にして本体を横倒ししてみましたが、ジャバーっと水が出ることはありませんでした。
(もちろん、ずっとこのままの状態だと水が出てきます。)

コードもマグネット式なので、万一コードにつまづいたとしても、コードの方が外れてくれます。
象印スチーム式加湿器EE-RL50のコンセント部

…とそれなりに安全面は考慮されていますが、やっぱり火傷が心配だったので、我が家も子供が幼稚園年少(危ないことを理解できる年齢)になってからこの機種を買いました。

3. 象印スチーム加湿器の短所

メリットの方が大きいのであまり気にはならないのですが、あえて短所を挙げるとすると…

○水から沸騰するまでは加湿されないので、すぐに加湿したい時には不便。
○加湿時は蒸気が噴き出るシューっという音がするので、音が気になる人は事前に確認したほうがいいかも。
○湯沸かし時にコポコポという音がする。(電子ポットの沸騰音とほぼ同じ)
「湯沸かし音セーブモード」もあるが、それを使っても小さめの音は残る。
○蒸気なので、子供がいると火傷が心配。

この他に、「電気代がかかる」というデメリットもあると思いますが、我が家ではこの加湿器の使用前後で電気代の大きな変化はありませんでした。(私の感覚では2000円/月くらい?)

でも寝るときの快適さには代えられない、というのが私の感想です。

4. まとめ

加湿能力は驚くほど高く、蒸気による加温効果もあるこの機種、私は最高の加湿器だと思っています。実は2台目を買おうかと考えています(笑)。

 

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