夏と言えば花火ですが、私が今まで見た中で最高の花火は、ハウステンボスの花火です。
カステラさんの「ハウステンボスについて暑苦しく語るブログ」を見て、園内にあるホテルアムステルダムの海側の部屋を予約したら、ビックリするくらい間近で花火を見ることができました!
1.ハウステンボス花火大会との出会い
数年前からずっとハウステンボスに行きたい!と思っていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
昨年の7月、私が仕事を休めそうだったので、土日に1日年休をくっつけた3日間でハウステンボス&長崎に行ってみよう!と家族で盛り上がり、HISに行きました。
それまで我が家はJTB推しで、HISは1回も使ったことがありませんでしたが、対応してくれた店員さんがしっかりした方で、ホテルや飛行機の予約もテキパキとしてくれました。
これは幸先がいい!といい気分になりながら、店員さんが手続きをしている間、暇つぶしにスマホでハウステンボスのホームページを見ていたのですが…
…土曜日に花火大会があるではありませんか!!
その日は園内にあるホテルアムステルダムに宿泊する予定でしたが、さらに調べてみると、ホテルアムステルダムのハーバービュー(海側の部屋)から花火がきれいに見える、という情報もあり…
「すみません、さっきは「部屋の眺望の指定なし」でお願いしたのですが、「海側」の部屋は空いていないでしょうか??」
とおそるおそる聞いてみると、なんと空きがあったのです!
1人1泊3千円の差額料金がかかりましたが、もちろん海側の部屋に変更しました。
心の中でガッツポーズをしてしまいました!!
ちなみに、申し込んだのは6月下旬、花火大会まで1ヶ月を切っていました。
それでも海側の部屋の空きがあったのは、今思えばラッキーだったのかもしれません。
ホテルの値段が気になると思いますが、通常の土曜日とほとんど変わりませんでした。
これはツイています!!
私のテンションも一気に上がり、仕事から帰るとカステラさんのブログを読み漁って、ハウステンボスについて予習する日々が始まりました。
2.花火大会当日の園内の様子
1 意外と空いていた
花火大会について、カステラさんのブログや、他のハウステンボスのブログを見てみましたが、どの記事にも共通して
「花火大会の日の園内は激混み」
と書かれていました。
せっかく行くのに、待ち時間ばかり多くてアトラクションを楽しめないのはイヤだな~と思っていましたが…
実際に行ってみると、そこまでの混雑ではありませんでした。
VR-KINGは80分待ちでしたが、他のアトラクションは長くても20~30分待ちくらいでした。
次の日(日曜日)とほぼ同じくらいの混雑だった気がします。
プールにも行きましたが、こちらも普通の混み具合でした。
こんな感じです。普通ですよね?
公式ページの動画よりも空いていました。
スライダー滑り台だけは約30分並びましたが…でもスピード感満点で、並んだ甲斐がありました!
食事も、昼食は悟空のちゃんぽん、夕食はピノキオ(テラス席)でピザを食べましたが、どちらのレストランも待ち時間なしで入れましたよ。
そしてどちらもおいしかった!ハウステンボスの食事処は、とてもレベルが高いです。
4人乗り自転車も借りられましたし、仮面舞踏会も前の方で踊れましたし、水上スキーショーも座って見られました。
水上スキーのスピードが速すぎて、うまく撮れませんでしたが…
目の前でアクロバティックなショーが見られて大満足でした。
ちなみに、この席も水上スキーショーが始まる直前に確保しました。
普段の土曜日の混雑度合いがわかりませんが、「混んでてイヤだな~」と思うことは一度もありませんでした。
あ、でも夕方になると、どこから人が湧いてきたの??と思うくらい、人がゾロゾロと出てきました。
そしてカップル率が高かったです♡
たまたまだったのかもしれませんが、意外と空いていた、というのが感想です。
2 クイックパスのススメ
実は、我が家はオフィシャルホテル泊だったので、宿泊すると無料でついてくるクイックパスを使って、VR-KINGは待ち時間無しで乗りました。
このクイックパス、ディズニーランドのファストパスのようなものですが、ファストパスと比べ物にならないくらい、待ち時間の短縮効果があります。
例えばVR-KINGの場合、行列の一番前まで出られるので、次の乗車で確実に乗ることができます。
暑い時期にピッタリの、全てが氷でできている「フラワーアイスカフェ」も、普通に並ぶと50分待ちでしたが、3分だけ待ったら入れました。
(涼みたいのに、暑い中で並びたくないですよね…)
クイックパスはほとんどのアトラクションで使えますが、一連の宿泊で1回ずつしか使えない(例えば3泊しても1回のみ)ので、クイックパスの絶対数が少ない→クイックパスの列に並ぶ人がほとんどいない→クイックパスを使うとすぐに乗れる、ということなのだと思います。
長~い行列ができている横をスイスイ通り抜け、すぐにアトラクションに乗れる快感は、病みつきになりそうです。
このクイックパス、以前はオフィシャルホテル宿泊者だけの特典でしたが、最近発売されたVIPプレミアパスポートを購入すると、このクイックパスや有料施設の無料特典がついてくるそうです。
大人一人で1万5千円もするので、そう簡単には買えないですが、クイックパスの快適さをぜひ味わっていただきたいです!
…花火当日の園内とは関係のない話になってしまいました。スミマセン。
3.観覧車からの花火
ハウステンボスには観覧車があります。
花火が始まる少し前に、せっかくだから高い場所から見てみよう!と思い、観覧車に行ったら、これまた空いていて、すぐに乗ることができました。
花火の日は観覧車も混むようなので、この日はやっぱり特別だったのかもしれませんね。
花火を見るために観覧車に乗りましたが、ハウステンボスはイルミネーションの数がとても多くて、ほとんどの建物が電飾されているので、観覧車から見る夜景はキラキラしていて綺麗です。
その綺麗な夜景をボーッと見ていたら、花火が始まりました!
観覧車は海から離れた場所にあるので、花火も少し距離感がありますが、花火を横から見る体験はここでしかできないのではないでしょうか。
スマホで撮ったのでピントが合っていませんが、実物はとてもキレイです!
夜景もまばゆいくらいなので、光のパレードを見ているようでした。
観覧車から見たアトラクションタウンの夜景です。
花火が小休止している間に撮りました。
花火が無くても、夜景を見るためだけでも観覧車に乗る価値があると思います。
息つく暇も無く花火が打ち上げられるので、家族全員が花火に釘付けでした。
打ち上げ場所からの距離はありますが、遮るものが何もないので、花火をじっくり楽しむことができます。
と言っても乗車時間は約11分なので、あっという間に終わってしまいますが、乗る価値はあると思います!
4.ホテルアムステルダムからの花火
観覧車から降りて、花火を見ながらホテルに向かいました。
途中に建物がいくつもあるので、花火の音を楽しみながらホテルに帰ります。
ホテルアムステルダムの部屋は2階、カステラさんによると「2階の見え方は微妙」ということなので、不安と期待が入り混じりながら部屋に入ると…
部屋の窓一面に、花火が咲き乱れています!!
本当に近い!!
写真だと伝わらないのが残念ですが、花火がデカイです!
音もすごいはずなのですが、窓があるのでいい感じに軽減されています。
何より、部屋にいるので涼しくて快適です~!
買ってきたビールやジュースを飲みながら、椅子に座って花火を鑑賞しました。
ホテルアムステルダムのすぐ前にはヨットがたくさん停まっているのですが、ヨットの影と花火の光とのコントラストが美しくて、花火よりもヨットの影を見てしまいました。
ちなみに、ホテルアムステルダムとヨット係留所(?)の間、つまりホテルの裏側に、花火を見に来ている人がたくさんいました。
我が家は2階だったのですが、1階だとその人たちと目が合いそうで落ち着かないかも、と思いました。
花火は途中で15分間の休憩があったのですが、その時間を有効活用するために、子供と一緒に風呂に入りました。
髪を乾かしていたら花火の後半戦が始まり、髪を乾かしながら花火を見るという貴重な体験ができました(笑)。
喉が乾いたら冷蔵庫からビールを取り、お手洗いにもすぐに行けて…と、ビール好きにはたまらない環境です!
花火を見終わったらそのまま寝る、なんてこともできますね。
ホテルアムステルダムからだと、打ち上げている海の水面まで見えるので、低い位置にある仕掛け花火や、花火が打ち上げられる瞬間もバッチリ見ることができます。
部屋の窓から、こんな感じで見えるのです。
大きさが伝わるでしょうか…?
とにかく大迫力で、かつ快適に見ることができて、大人も子供も大満足でした。
これに慣れてしまうと、普通の花火大会に行けなくなりそうです(笑)。
いよいよ最後のフィナーレ!と思ったら、下の子がどうしても光と噴水の運河クルーズに乗ってみたいと言うので、花火を見ながらタワーシティの船着き場まで向かいました。
正面に見える建物が、ホテルアムステルダムです。
低い位置の花火は見えませんでしたが、フィナーレには花火が連続で打ち上げられていて、まぶしいくらいでした。
ハウステンボスは花火や夜景以外にもおすすめスポットがたくさんあるので、別の記事で紹介したいと思います。
コメント