子連れでラーメン 佐野 麺家ゐをり

佐野ラーメンの名店「麺家ゐをり」は、子連れ家族にとても優しい店です。

道の駅どまんなかたぬまに行った帰りに、おいしい佐野ラーメンが食べたくなり、立ち寄りました。
(どまんなかたぬまの記事はこちらです)

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ラーメン屋とは思えないくらい、かわいらしい店

おいしいラーメン屋と聞くと、年季が入った建物(雑居ビルの1階とか)で、怖い顔をしたオジサンが無言で麺をゆでていて…という店をイメージしてしまいますが、ゐをりは店構えからかわいいのです。
ゐをりの看板
ピンク色の四つ葉のクローバーが目印です。
「麺家」という文字が無かったら、雑貨屋さんだと思ってしまいませんか?

ゐをり 店の前の行列
南欧風の茶色い壁に、赤いのれんが映えています。

この日は日曜日だったこともあり、店の前には椅子に座って待つ人の列ができていました。
暑い日でしたが、店の前にはパラソルもあり、日陰で待てたのでよかったです。

ゐをり 入口の扉
入口の扉も、なんだかオシャレです。

扉の横にはこんな張り紙がしてありました。
ゐをり 張り紙
・名前を書く紙は無い(順番に並ばないといけない)
・並ぶときには、代表者だけが並べばいい

代表者だけが並べばいいと言うのは、子連れにとってはとてもありがたいですよね。
小さい子供は、同じ場所でじっとしているとすぐに飽きてしまうと思いますが、ゐをりでは父親が行列に並んで、母親が子供を連れて近くを散歩させる(あるいはその逆)、ということもできます。
少し歩いたところにセブンイレブンがあるのですが、我が家は行列を待つ間に、気分転換を兼ねてよく行っていました。

店は大きくない(食べログの情報では定員28名)ので、回転はあまりよくありませんが、並び始めてから20分程度で店内に入ることができました。

店内に入ると、松ぼっくりや人形(フィギュア)が飾られた棚の下に、消毒液がありました。
ゐをり 消毒液
バネのような傘立てもおしゃれですね。

また、店内に入ってすぐのところに、手を洗う洗面台もあります。
ゐをり 洗面台
せっけんやペーパータオルも用意されていて、子供にしっかり手を洗わせてから食事をすることができます。
子供を持つ親にとっては、こういう小さな心遣いがありがたいですよね!

店内には木のオブジェ(?)があり、その上にトトロもいます。
ゐをり トトロ
この木の扉を開けると、お手洗いになっています。
どこを見てもオシャレで、カフェのような素敵な雰囲気です。

他にも、壁にスパイダーマンやルパンのフィギュアがぶら下がっていたり、知恵の輪が置いてあったり…と、遊び心満載で、店内を見ているだけで飽きません。

さっぱりしたスープにからむモチモチの麺が最高!

並び始めてから40分くらいで、席に通されました。
メニューを見て、何にしようか考えます。ゐをり メニュー2
…いつもここに来るたびに、前とは違うメニューを頼んでみようか悩むのですが、結局いつもと同じ、
・醤油ラーメン
・ジューシー餃子(3ヶ)
・山盛りゆでもやし(別のせ)
にしました。

今回はカウンター席に通されましたが、窓辺に知恵の輪が置いてありました。
ゐをり 知恵の輪
手に取ってやってみましたが、全然ほどけません…。
40年間生きてきて知恵の輪をほどいたことが一度も無いので、死ぬまでに一度は、知恵の輪をほどいてドヤ顔してみたいものです(苦笑)。

知恵の輪に悪戦苦闘しているうちに、麺が運ばれてきました!
ゐをり 醤油ラーメン
醤油ラーメン(630円)です。
スープは、最後の一滴まで飲み干せそうなくらい、さっぱりとした醤油味です。
子供も大好きな、やさしい味のスープです。

太さが不揃いの縮れ麺は、モチモチした食感がたまりません。
青竹で打っているので、太さが不揃いで縮れるということですが、その不揃いの麺とさっぱりしたスープがよくからんで、食が進みます。

頼んだのは普通の醤油ラーメンですが、トロトロで大きいチャーシューがドンと乗っています。
「全部のせ」を頼むと、これが3枚も追加されるので、お腹が空いている人はぜひ!

少し遅れて餃子が運ばれてきました。
ゐをり 餃子
宇都宮の餃子と違い、しっかりとした皮で、食べごたえがあります。
大きさは、これも宇都宮のとは違い1個1個が大きめですが、噛むと肉汁がジュワっと出てきて、うまみが口中に広がります。
餡にも味がしっかりついているので、醤油をつけなくても十分おいしいです。

子連れでも安心して入れます

赤ちゃん連れの方も多い」と入口の掲示にも書いてある通り、ゐをりは子連れの利用客がとても多いです。
子供向けのメニューこそありませんが、小さい子供を連れても安心して食べられるように、いろいろな配慮がされています。

ゐをり 小上がり席
幼稚園入学前くらいの小さい子連れだと、この小上がり席に通されることが多いです。
この小上がり席で使える、子供用の座椅子(短い足の椅子)もあります。
座椅子が使えない赤ちゃんがいても、座布団にゴロンとさせておけば、大人はラーメンを堪能することができます。

また、店外の自動販売機で買った飲み物を持ち込むことができます。
ゐをり 自動販売機
この看板の右側にある自動販売機です。
この自販機で買うと、売り上げの一部が地元のNPOに寄付されるのですが、ゐをりもこの活動に協賛しているため、持ち込み可にしているということです。
その心意気、素敵ですよね~。
ちなみに、店内で頼むジュース(オレンジ、コーラ、カルピス等)も130円なので、そこまで高くありません。

食器も、子供用の取り皿やスプーン・フォークに加えて、子供用の紙エプロンまであります。

帰りには、ペコちゃんのキャンデーやフーセンガムなど、カゴに入っているお菓子から一つ好きなものを選ぶことができます。

ゐをりのラーメンはスープがさっぱりしてるので、子供にもなじみやすい味だと思います。
ウチの子は2歳半くらいから醤油ラーメンを食べるようになり、小学生になった今は1杯をペロリと平らげてしまいます。

人気店なので土日は行列覚悟ですが、子連れでも安心して入れる佐野ラーメンの名店です!

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