特急日光号 新宿や大宮から直通で便利、えきねっとトクだ値も取りやすい!

日光東照宮を見たいと思い、JRの特急日光号で日光まで行ってきました。

えきねっとのトクだ値を使って安く行くことができ、乗り継ぎも無く便利で、車内も快適だったので、詳細をレポートします。

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1.特急日光について

 1.1.乗車駅

特急日光は、新宿~東武日光間を走るJRの特急列車です。
JRの特急ですが、途中から東武線の線路を走ることもあり、JRではなく東武線の日光駅が終点になります。

新宿を出ると、池袋→浦和→大宮と停まるので、これらの駅に出やすい場合は使う価値があると思います。

定期便は1日1本しかなく、おまけに新宿駅7時30分発(大宮駅8時2分発)なので、ちょっと早起きしないと乗れません。
ただし、臨時便が運転していることもあります。(この年末は、2019年12月28日~2020年1月5日まで上下線で1本ずつ運行しています)

 1.2.えきねっとのトクだ値が使えます(しかも空いています!)

大宮~東武日光間の料金は、特急料金も含めると3,600円になります。
東武線の特急スペーシア(浅草~東武日光で2,860円)に比べると、割高感は否めません。

ですが、えきねっとのトクだ値を使うと、20%もしくは30%の割引になります。(割引率は乗車日によって異なります)
私もこのトクだ値を使うことで20%割引になったので、2,880円で行くことができました。
大宮からの場合、春日部経由で東武線のスペーシアに乗っても2,500円近くするので、乗り換え無しで日光まで行けることを考えると、値段以上の価値があると思います。


このトクだ値は競争が激しく、新幹線では発売開始直後に売り切れになることも多いですが、特急日光のトクだ値はいつも空いています。

特急日光のトクだ値
この記事を書いている当日(12月31日)の特急日光号ですが、まだトクだ値の空席があります。
1月の土日も確認しましたが、トクだ値が売り切れになっている日はありませんでした。
日光に行きたい方はぜひチェックしてみてください!

ちなみに、トクだ値ですら空席があるので、指定席そのものが満席になることも少ないのではないかと思います。
私が乗車した日(12月29日)も、3分の1程度の空席がありました。

2.特急日光の乗車体験記

車内は予想以上に快適でした。
感じたことをつらつらと書いてみます。

 2.1.座席の間隔が広い

JRの列車案内によると、座席の間隔が1100ミリ(110cm)あると書かれています。
これはグリーン車には及びませんが、普通車よりも広い間隔です。

実際に座ってみましたが、身長176cmの私が足を伸ばしても、ゆったり座ることができました。

特急日光号の車内_足元が広い!
スーパービュー踊り子号の記事でグリーン車の足元の広さについて書きましたが、普通車でここまで足元が広い車両は他に無いのではないでしょうか。

 2.2.テーブルが二つある&収納が豊富

座席の前には、よくあるタイプの下ろして使うテーブルがあります。特急日光座席のテーブル
「日光東照宮の拝観券ご購入にSuicaが使えます。」とさりげなく宣伝しています(笑)。

また、よくある網状の物入れに加えて、カップホルダーもついています。

特急日光の物入れ&カップホルダー
ペットボトルやコーヒーを入れておくのに便利ですよね。

座席の横には、引っ張り出して使うタイプの小テーブルも付いています。

特急日光座席横の小テーブル
この小テーブル、スマホや小説など、ちょっとした物を置くのに重宝しました。
また、窓側の人が席を立つときも、このテーブルをしまわなくても通ることができるので、とても便利でした。

 2.3.車椅子トイレや多目的室もある(子連れに優しい!)

特急日光号には、車椅子用のトイレと、授乳やおむつ交換でも使える多目的室があります。

車椅子用トイレにはベビーチェアがついていました。
特急日光の車椅子用トイレ
小さい子供がいても安心して使うことができます。

多目的室は使っている方がいたので入れませんでしたが、子連れにも優しい列車なのではないでしょうか。

 2.4.車内販売は無い

特急日光号では、車内販売はありません。
食べ物や飲み物は、あらかじめ買っておく必要があります。

 


日光に電車で行く、と聞くと東武線のイメージが強かったですが、JRの特急日光号はとても良かったので、今後も使っていきたいと思いました。

ただ、1日1本、臨時便を含めても1日2本しかないのはいかがなものかと…。
本数がもっと増えると、使い勝手が良くなるのではないかと思います。
JR東日本では特設ページも作って宣伝しているので、今後の取り組みに期待したいです!

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